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遺品買取

遺品整理で家具を買取りしてもらう3つの方法と5つの注意点を詳しく紹介

遺品整理で家具を買取りしてもらう3つの方法と5つの注意点を詳しく紹介

遺品整理は、大切な人との別れを経験した後の重要な作業です。とくに、遺品に家具がある場合はサイズが大きく、重量もあることから、処分するのは遺族の負担となるでしょう。

家具は廃棄だけでなく、状態がよければ買取りもできます。処分の際は専門業者への依頼やリサイクルショップの活用など、最適な方法を選択しましょう。

思い出が詰まった家具には、まだ十分な価値があるかもしれません。処分の際は慎重に検討してください。

本記事では、遺品整理における家具の買取方法と注意点について詳しく解説します。家具の買取りに関する正しい知識を持てばスムーズに処分できるため、ぜひご一読ください。

遺品整理で家具を買取りしてもらう方法3つ

遺品整理で家具を買取りしてもらう方法3つ

遺品整理をする際に、家具の処分方法に悩む人は多いでしょう。家具によっては自分たちで処分できない場合もあるため、業者に依頼する必要も出てくるはずです。

遺品整理の際の家具の買取方法は、以下の3つがあります。

  • リサイクルショップ
  • フリマサイト
  • 遺品整理業者

それぞれの買取方法には特徴があり、家具の状態や種類によって最適な選択肢が変わります。ひとつずつ見ていきましょう。

リサイクルショップ

リサイクルショップでは、遺品を買取りしてもらえる場合があり、家具も例外ではありません。買取りに出せる遺品がある、もしくは遺品整理の費用をできるだけ削減したい場合は、リサイクルショップへ持ち込むと、処分と買取りを同時にできます。

通常なら処分費用がかかる大型家具や電化製品なども、リサイクルショップであれば無料で引き取ってもらえる場合が多く、便利です。

フリマサイト

フリマサイトは遺品を手軽に売却でき、スマートフォンからでも簡単に出品できます。使用感が少なく状態のよい家具類はもちろん、アンティーク品やコレクション品なども高値で売れる可能性があります。

フリマサイトの特徴は、市場価値を見ながら自分で好きに価格設定ができることです。売値を自分で決めたい場合は、フリマサイトが特におすすめです。

ただし、フリマサイトは基本的に出品者が送料を負担することになります。家具によっては送料だけで1万円近くかかることもあるため、売れたとしても赤字になる場合がある点に注意してください。

遺品整理業者

遺品整理業者に依頼すれば、遺品整理と不用品買取を同時におこなってくれるため、安心して任せられます。

遺品整理業者は不用品回収も丁寧におこなってくれるところが多く、品目や数量に関わらず対応してもらえます。まとめて依頼すれば遺品整理や不用品回収を一度に計画的におこなえるため、手間や労力を最小限に抑えられ、時間の節約にもなるでしょう。

精神的・身体的な負担を軽減し、限られた時間の中で効率よく遺品整理を終わらせたい人におすすめです。

遺品整理での家具の買取り基準

遺品整理での家具の買取り基準

遺品整理をおこなう際、家具や物品の買取りができる物とできない物があります。買取りについて、以下の分類ごとに紹介します。

  • 買取りできる家具
  • 買取りできない家具
  • 家具以外に買取りできる物

それぞれの買取りについて、具体的に見ていきましょう。

買取りできる家具

人気の高いブランド家具は、中古品であっても買取業者から高い評価を受けます。一般的な家具と比べて、買取りしてもらえる可能性が高いです。特に有名なブランド家具の場合、査定金額が高めに出される傾向があります。

一般的に買取対象となる家具の種類は、以下のとおりです。

  • ソファー
  • タンス
  • テレビ台
  • テーブル
  • 椅子

買取査定の際には、製造からの経過年数や使用による劣化状態、現時点での市場の人気度など、さまざまな要因によって査定金額が変動します。

とくに以下の条件を満たす家具は、高額での買取りが期待できます。

  • 有名ブランドが製造した人気の高い物
  • 製造年数が5年以下
  • 汚れや傷がない状態のよい物

すべての条件が揃えば、さらに高値で買取りしてもらえる可能性があるでしょう。

買取りできない家具

中古家具を売却しようと思っても、以下の特徴を持つ家具は買取りを断られたり、値段が付いたとしても低く提示されたりします。

  • 人気が低い物
  • ノーブランドの家具
  • オーダーメイド家具

特にオーダーメイド家具は独特なサイズやデザイン仕様により、再販が困難と判断される場合が多いです。買取りしてもらえないケースがあることから、過度に期待しないようがよいでしょう。

家具以外に買取りできる物

家具以外にも、さまざまな貴重品や生活用品の買取りが可能です。以下が主な買取対象品です。

  • 時計
  • 貴金属
  • カメラ
  • 着物
  • ゴルフ用品
  • お酒
  • 人形

専門の買取業者やリサイクルショップだと、より高額での買取りが期待できます。ただし、商品の状態や市場価値によって買取価格が変動するので注意してください。

遺品整理で家具を買取りしてもらう際の注意点5つ

遺品整理で家具を買取りしてもらう際の注意点5つ

遺品整理の際に家具の買取りを依頼することで、費用を抑えられることに加え、処分の手間を省ける可能性があります。

しかし、家具の買取りの際には、以下の5点に注意してください。

  • 遺産の確認
  • 相続人の確認
  • 現場に立ち会う
  • 親族・相続人の合意を得る
  • 優良業者を選ぶ

ポイントを押さえて家具の買取りを進めれば、トラブルに見舞われずに済むでしょう。ひとつずつ解説します。

遺産の確認

相続をする前に、遺産の内訳や総額、内容を詳しく把握することが重要です。遺産には現金だけでなく貴金属や不動産など、さまざまな種類があります。家具のような動産類も遺産として含まれるため、価値をできるだけ正確に把握しなければなりません。

古いおもちゃやフィギュア、切手、古銭などのコレクション品は、マニアやコレクターにとって特別な価値があり、予想以上の高額なプレミアがつくケースもあるくらいです。専門家に相談すれば、適切な評価をしてもらえます。

遺産の確認では特に、故人が抱えていた借金や債務の有無は慎重に調査すべきです。預金通帳や請求書などの書類を丁寧に確認しましょう。

安易に相続を決断すると、多額の借金まで引き継ぐことになりかねないため、専門家に相談するなど十分な注意が必要です。

もしもの場合は、相続放棄という選択肢があることを覚えておきましょう。

相続人の確認

遺品買取をスムーズに進めるためには、事前に相続人全員と確認し、書面で記録しておくことが重要です。

戸籍調査をおこなうと、遠方に住む親族や疎遠になっていた家族など、今まで把握していなかった相続人が判明する可能性があります。そのためトラブルを防ぐためにも、すべての相続人を特定する工程は欠かしてはいけません。

各相続人の同意を得たうえで遺産分配を完了させてから、買取り手続きに入ることが望ましいでしょう。

現場に立ち会う

遺品整理で業者に家具の買取りを依頼する場合は、現場に立ち会うことでスムーズな作業進行と適切な判断ができます。

現場で立ち会うことで、思い出の品や大切な遺品を確認しながら、残す物と買取りに出す物を明確に区別できます。その場で価値の判断や相談もスムーズにおこなえる点も、現場で立ち会うメリットです。

立ち会いができない場合は、事前に残したい遺品のリストを作成し、詳細な写真とともに業者に伝えておきましょう。とくに思い入れのある品や家族にとって大切な思い出の品は、業者が間違えることがないように、具体的に指定してください。

希望を伝えておけば、業者も丁寧に対応してくれます。

親族・相続人の合意を得る

遺品である家具の買取りをする際は、親族や相続人全員の合意と確認が必要不可欠です。法的なトラブルを防ぐために、書面での同意を得るとよいでしょう。

確認をせずに買取りに出すと、後日、相続権を持つ親族からクレームが発生したり、争いが生まれたりする可能性があります。トラブルを未然に防ぐためにも、慎重に対応しましょう。

事前に相続者全員で話し合いの場を持ち、遺品の思い出や価値について共有しておくと効果的です。どの家具を買取りにだし、どの品を記念として保管するかなど、具体的に決めやすくなるでしょう。

優良業者を選ぶ

業者を選ぶ際は以下のポイントを慎重に検討すると、より良いサービスを受けられます。

  • 料金
  • 実績
  • 口コミ

料金に関しては、初回の相談や現地での査定が無料の業者を検討することがおすすめです。

見積もりの際には、作業内容ごとの費用の内訳を明確に説明してくれる業者を選ぶことで、後々のトラブルを防げます。実績については、過去の事例や取引実績を詳しく確認すると、業者の専門性や技術力を評価できます。

業者のホームページにアクセスし、必要なサービスが適切な形で提供されているか確認してみてください。

遺品整理業者の費用相場

遺品整理業者の費用相場

遺品整理の一般的な費用相場は作業内容や地域にもよって異なるものの、少ない場合で3万円程度から、大規模な場合は25万円以上かかることもあります。

基本的な料金設定は部屋の広さや部屋数によって変動し、整理が必要な空間が広くなるほど費用は高額になります。

間取り別の相場料金は、以下のとおりです。

間取り 料金相場 作業人数 作業時間
1R・1K 3万円~ 1~2名 1~3時間
1DK 5万円~ 2~3名 2~4時間
1LDK 8万円~ 2~4名 2~6時間
2DK 9万円~ 2~5名 2~6時間
2LDK 10万円~ 3~6名 3~8時間
3LDK 15万円~ 4~8名 5~12時間
4LDK以上 22万円~ 4~10名 6~15時間

部屋が広い場合は必要な作業時間が長くなり、また同時に作業する人員も増やす必要があるため、人件費を含めた総額が上昇します。

費用が高額になりそうな場合は、依頼するのは家具の処分だけなど、業者の作業範囲を限定するといくらか抑えられる可能性があります。

遺品整理における家具買取りについてまとめ

遺品整理における家具買取りについてまとめ

遺品整理における家具の買取りは、適切な方法と注意点を押さえることが大切です。家具の状態や年式、メーカー、サイズなどの基本的な情報を事前に整理しておくと、処分や売却をスムーズに進められるでしょう。

状況に応じて最適な買取り方法を選択し、必要な準備を整えれば、より良い条件での取引ができます。

専門業者への依頼やリサイクルショップの活用など、さまざまな選択肢の中から最適な方法を見つけてみてください。買取りが難しい場合は、寄付や譲渡といった選択肢も検討してみましょう。

遺品整理の処分にお困りの場合は、山本清掃へご相談ください。山本清掃は、環境省が推奨する「優良認定事業者」の認定を受けています。メール電話LINEにて、お気軽にお問い合わせください。

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